山茶花や 密かに語る 過去のあり

img_8026

人は、どんなにオープンに見える人でも、
ひとつやふたつの隠し事がある。
人に言えないまま時を過ごして行って、
ついには口に出さずに人生を終える。

人は、どんなにうまく言葉を使ったつもりでも、
うまく通じていないことってある。
それは自分自身に対してもそう。
ごまかしているつもりでもないのに、
自分で発した言葉で心が左右されてる。

人をわかろうとすることって、
ほとんど無理なんだと、今更気がつく。
分かっているつもりで、結局どこかズレてるもの。

自分の事だってそう。
こうだと思ってるんだけど、
ちらちらとみたことがない自分が出てくる。

人を理解するって、本当に難しい。
ほとんど無理かもしれないとも思う。
それでも、本当のその人を探そうとしてしまう。
それは、理想を見つけようとしているためか、
それとも、本当にその人を知りたいのか。