幻の いかに輝く 晩夏かな

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夢を見たの。
あの時の光景。
何度も後悔した。
今もしてる。
何度も反省して、
これからはもうしないと誓ったのに、
まだ私のことを責める。

あの時の言葉。
あの時のあなたの顔。
何度も脳裏に蘇る。
どうしたら離れられるのかな。
過去は変えられないって、
つくづくと感じる。
どうしたって結局は、
失くすことなんてできない。

そうしたらこんな夢も、
ひたすらずっと見続けるのかな。
それとも次の恋をすれば、
この気持ちも失せるのかしら。
そんなこと、できるのかしら。
まだ分からない。
分かっているのは、
きっとまた、
あの夢を見るのだろうということ。
だって、終ったことは要するに、
過去に在ったことだもの。