永遠の 時の長さよ 天の川

いつからこの世にあったのか。
翼を付けた女神に祈る。
どうか私も、自由に空を。

誰もがきっと一度は夢見た。
この背に翼を得たら、
何をしよう。
どこへ飛ぼう。

どちらにしても、とりあえずは高く。
青の彼方へ、ずっと遠く。
何千年も前から、
人がずっと願っていたことを。

そうしたら、
その後は、どうする?

そう、きっと殆どの人は同じ。
どんなに何を願っても、
どんなに何を得ても、
行きたい場所はひとつだけ。
会いたい人はひとりだけ。