夏木立 誰の足音 耳にして

歴史上の人物が歩いた道。
どんな思いを抱いて、その一歩を踏んだのだろう。
その瞬間の逸話を聞きながら、
かの人の心を思う。

旅から帰って、家の側の公園に行くと、
端の看板に由来なんかが書いてあった。
誰も知らないその人の、
心のありようを考えた。 

どの人も、歴史の中を生きた。
私もいつかは、 歴史に埋もれる。
そうしたら、未来の誰かが、
私の足音を感じてくれるだろうか。

そうなるように、まずは生きていかなければ。