起きぬれば 二度目の雪の 白きかな

二人でお酒を飲んで、そのまま寝た次の日、
カーテンを開けて息をのむ。
すごいよって微笑んで、
だけど寒さを感じて縮こまる私の肩を、
あなたの手がそっと包む。

一緒に迎えた二度目の朝も、
 こんなにきれいなんだね。
何にもまみれてなくて、
愛しくて、尊くて、美しくて、
幸せなもの。