胸元の 輝きいかに 梅の生る

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あなたに見つめてほしくて、
ネックレスを選んだ。
胸元に光るものに、
少しでいいから気付いてほしい。

でも本当をいえば、
目を留めてほしいのは私。
私を見て。
それなのに、そんなことを望むのは、
いささか過ぎたることではないかと、
考えるところが小心者。

小心者にできる恋なんてあるのかな。
それとも、恋をしたら誰でも小心者になるのかしら。