泣く前に 目をこらしてや 渡り鳥

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知らない空があったとして、
そこに私は何を覚えるだろう。
畏れ?
憧れ?
それとも、ただの興奮?

知らない言葉があったとして、
それに私は何を感じるだろう。
自分のことを無知だと思うか、
新しい世界に目を輝かせるか。

いつ、その瞬間があったのだろう。
はっきりと覚えていればいいのに。
だけど、いつからか、
夕日は違う意味を持つようになったし、
風も違う音で鳴くようになった。
変化には気付いている。
だけど、それを真正面から考えていいのかどうか、
そのことには答えは出ていない。

そんなことをしてしまったら、
たちどころに分かるはずだから。