鶯の さえずりさえも ただの青

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夢見ている場所へと発ちたい。
それには立派な翼がいる。
その場所はあの空の向こう。
翼を養うには時間がいる。

ああ、見も知らない場所なのに、
どうしてそこに憧れるのだろう。
思い込みや期待といったもので、
この心は満たされているのだろうか。

それは、この空の向こうにあるのだろうか。
それとも、あちらの空の向こうだろうか。
同じ青なのに、
それでも違うものに見える。