絶え間なく 頬を撫でたり 風光る

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ひとりでなんか、いたくないの。
どんな赤い花も、
きれいに見えない。
どんな澄んだ空も、
重く見える。

ひとりでいてもいいの。
あなたがひと言くれさえすれば。
電話のひとつ、
メールのひとつだけで、
太陽は雲から顔を出すし、
花だってこちらを向いて咲く。

どんな天気も、あなた次第。
鏡の中の自分が、
美しく見えるのも、
醜く映るのも、
あなた次第。

仕方ないのよ、
好きなんだもの。
私の方が好きだってことも、
分かってる
だから、少しでいいから、
声を聞かせて。