物思い 薄らむ影や 東風に揺る

今朝気付いたの。
風が吹いた時。
私、あなたのことを忘れてる。

それをとても悲しく思った。
もう二度と肌を交わすことがないのなら、
思い出さない方がいいのに、
あなたの影が薄れていくことに、涙が出た。

時が経つということは、
重なっていくものも
薄れていくものもあるのね。
あんなに恋したから、
留めておきたかったのに。