どれほどの 彼方で鳴くや 瑠璃の鳥

「いつか会おう」
別れ際の言葉、その響き、
いつまで耳に残るんだろう。
あの日と同じような光る空を見る度、
頬を辿って落ちた幾筋もの涙がよみがえる。
私と同じくらい、
あなたも「いつか」を捨てたいだろうか。
いつ捨てられるのだろうと、
そう感じたことが、一度といわずあるのだろうか。