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吟行恋句

~斎藤牧子の恋する写真俳句

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新酒夜の 誰もかれもを 盗み見ん

夜が廻る。
ひそやかな目線を交わす夜。
はっきりとした期待を高ぶらせる夜。
そんなときには、隅の席がいい。
だって次に何がこの口から出てくるのか、
私にもわからないから。

2012年10月26日 斎藤牧子 写真俳句

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