雪解けに 埋もれて待つや 夜明け前

真っ暗な中、
目を凝らして、
夜明けを待った。
明日を待った。

何かを抱えているのに、
不確かすぎて何だかわからない。
そんな日々が過ぎていった。

まっすぐに。
ただ、まっすぐに。

その思いは、
明日が確かなものになっても、
永遠に消えない。