散る花の 千のいのちや 地の濡れる 2013年4月3日 斎藤牧子 写真俳句 人は、生きて、死ぬ。 花が、咲いて、散るように。その間にすべてがある。 それは確かに事実なのだろうけれど、 それが皆少しずつずれているものだから、 一気に散った花を前に、 痛みを感じる。