一輪の 虚も知らずや 春深し

ずっと長く一緒にいるうちに、
許容以上に甘えてた。
ぼうっとしてた。
空気みたいな存在なんて、
ひどいいいようだよね。

あなたの言葉や行動に、
完全に無頓着になってたよ。
自分のことだって、
ちっとも省みれていなかった。

仕事に疲れたからって、
それを全部出して不機嫌になるなんて、
考えてみれば、ひどいよね。

わがままはいいたいよ。
疲れたらそばにひっついて甘えたいし、
私のことを理解してほしい。

だけど。

最初は、とにかくそばにいたかったはず。
あなたのことを理解したかったし、
一緒にいたら楽しいって思ってほしかった。

そのことを少しはちゃんと 意識しておかないと。