道ばたの 光眩しや 梅雨前日

嫌なことの前の日々は、
実に貴重に感じる。
あなたが去ってしまって、
私が泣きくれる、
その前の日々。

時は限られているものなのに、
ふんだんにあるときには、
欲望ばかりが大きくなって、
あれも手にできるのではないか、
これも手に入るのではないか。
そう思って、 結局満足は得られない。

じゃあ、いつだって、
何かが奪われる前であればいいのか。
そうきかれたら、 すぐに首を振る。

自分の考え方を変えるほうが、
ずっといいはず。
私、自分を変えたいな。
あなたをいつも、 好きでいたいから。