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吟行恋句

~斎藤牧子の恋する写真俳句

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あの夜の 涙隠して 夏帽子

苦しいことは、
何度でも思い出す。
そのたびに、苦しさが増す。

罰なのだと思う。
あの言葉の、
あの態度の、
代償として、
苦しくならざるを得ない。

傷つくほうと、
傷つけるほうと、
どちらが苦しいかしら。

2013年6月29日 斎藤牧子 写真俳句

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