夕立や 影辿りても 姿なし

ガラスに映る姿の、
嘘と本当を見分ける。
囲われた世界の、
虚と実を探す。

愛が真であれば、
私はそれでいい。
なのにあなたは口を閉ざす。

焦がれるだけが人生ではないと、
あくまでそう言いた気に。

心は、芯まで見せてくれなければ、
結局あなたを知ることはできない。