夏空に 星の数ほど 君数え

小さい頃、本当に空を飛びたかったのです。
願えば、この背中に翼が生えると思っていた。
それが叶わないなら、ベガサスが欲しかった。
一心に祈ったのですが、神様はこの世にないものはくださらないようで。

もし空を飛べるなら、
高く高くに行くのもそうですが、
ある程度低空飛行をしてみたかったかな。
映画「魔女の宅急便」の最後の方のシーンで、
キキが地面すれすれのところを飛んでますが、
あのくらい。

ということは、
空に憧れていたのではなくて、
飛ぶことに憧れていたのか……?

それとも、解放感かなぁ。
ある程度捕まるところがあったほうが、
人間としては生きやすいだろうにね。