君乗せて 駆け抜けるなり 涼風日

青春は、駆け抜けるものだと思う。
どれだけ悩んでも、
物事がうまく行かないように思っても、
後から思い返せば、駆け抜けている。

青春が終わってからは、
望んでいるのは現状維持。
人との関係も、自分自身の心も体も、 
今のままでいられればいい。
けれど、その言葉に今日は違和感を感じる。 

なぜ、どうして、今は青春ではないのだろう。
当時と、何が違うのだろう。

考えてみれば、あの時、何かが流れていた。
時も、心も。
今日の次は明日だったし、
どこかにたどり着こうと、あがいていた。

希望があるから。
自分に、未来に、期待しているから。
そして誰かを求めていたから。

青春は、いつ終わるのだろう。
そんなことを今日は考える。
それはあの人が、
どんなに年を経ても今が青春だといったから。
私はその横で、青春などもう終わったと考えていたのに、
どうしたことだろう。
あの人の輝きに憧れを感じている。