初めてのデート。
恋を確認した後って、どうしてこうも恥ずかしいんだろう。
あなたの顔がまぶしくて見れない。
ずっと前から知り合いだったはずなのに、
まるで初めてあなたを見るみたい。
言葉の一つひとつ、
微笑みの片隅にすら、何かを探してしまう。
手を繋いでいいかな。
そう聞くのはヤボかしら。
あなたの隣でそんなことを考えていたら、
不意に、本当に突然、
手の平が温かくなる。
うわぁ。
そのとたん、嬉しくて、恥ずかしくて。
初めてのときめきというのは、
大人になってもあるんだな、と。
次の日になっての感想ですが。