陸奥に 兎を追いて 砂利の鳴る

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自分ではたいそうなことだと思っていたけれど、
実はそれほどでもないことがある。
自分では独特だと思っていたけれど、
実はありふれていたことがある。
世界に一つだと思ったものは、
世の中にいくつもあって、
誰も特別扱いをしてくれない。

ものすごく努力をしても、
評価されないこともある。
これだけがんばったのにといっても、
受け取り手がいない。
必死に過ごした時間はむなしく終わったと、
そのことばかりが胸に迫る。

では、それらは何だったのかと考える。
来る年に、自分はどうしたらいい。
答えは一つではないのだろうけれど、
今、分かれ道に来ていると感じることは、
真実だと思う。