困ったり戸惑ったりしたら、
どんなことでもいいから僕を呼んでほしい。
小さなことでもいい、
くだらないことでもいいから、頼ってほしい。
そういってくれたこと、どれだけ嬉しかったか。
私は今、こんな状況だけれど、
あなたに会うには遠いけれど、
その言葉だけは胸に刻んでいる。
時折思い返しては、
自分を興り立たせる。
自分自身の励ましだけでは足りない分を、
そうやって埋める。
人は、本当に独りでいるときも、
やっぱり独りで生きていけないものなのだ。
その心に誰のことも抱いていない人など、
いないものだと思うから。