黒南風や いずれの顔を 求めたり

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目は噓をつかないという。
たしかにそう。
やましいことが心にあれば、
ずっとは目を合わせていられない。
思わず反らしてしまう。

でも、そんなのは信じたくなくて。
恥ずかしいから、
照れてるから、視線が合うのは一瞬だけだと、
そう思いたい。

酔うのが好き。
あなたが酔っているのを見るのが好き。
だって、求めるように、
私の目を見る。
言葉の裏に、何かの気持ちがあるように。

昔々は、
いつだってそうだったけれど、
今は、こういう時だけ。
そしたら私、
どこに真実を探せばいいの。