夏色や 遠くに捧ぐ 緑の実

IMG_7301

夏になると、
命を考える。
人を考える。
何かに対して、
怖れも、怒りも、哀しみも、
抱かなくて許される、今を。
あるいは、
その全てを、
まるで強制されるように、
押し付けられた、過去を。

私は、
正しいこと、はわからない。
これかと思うものは、
あまりにたくさんあり過ぎて、
これぞ、というものは強く押せない。
だけど、
世の中には、
間違っていること、はある。
それを繰り返してはいけないと、
小さな声でも、
主張したい。