秋の色、というものがある。
これから命を潰えようという色。
最後に一生ものの輝きを花というという色。
全てが全てその気持ちでいるものだから、
あまりに胸の奥に入ってくる。
見れば見るほど切なくなる。
その反面、
気にしないのだというヤツもいる。
人間だって、人なんかそっちのけ、というのもいるけれど、
植物にもいるんだな。
そいつが好みの色とかたちで咲き誇る。
どんな季節でも。
ほんとうはそういう人になりたいのだけどね。
空気読んじゃうんだなぁ。
其れも自分だって、
うけいれるしかないか。