寒造 光の先に 或るものの

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どこまで続くか分からない、
光の束がある。
奥にいけば行く程、
輝く。

不思議なことに、
こういう光は、
暑い夏には映えない。
全てのことに、
適した季節があるということか。

人と人とがであうにも、
適した季節があるのだろうか。
それとも、それは運命で、
むしろ人生の季節に拠るのだろうか。