一粒の 真実探す 余寒かな

学生の頃、ギリシャにひとりで行きました。
いろんなことがありましたが、
(アクロポリスの丘に登る坂で転んだり、
 ホウレンソウのパイをスカートに落としたり。
 あ、失敗ばかり(笑))
そのうちのひとつにオリーブの樽があります。

アテネのスーパーの地下の売り場で、
一列に並んだいくつもの樽に入って売っていた。
それが、ものすごい匂いを放っていて、
それからオリーブが苦手です。

何かを決定づける時ってあるんだな、と思いました。
それが、いつなのか、
そして何に掛るのか。

もう二度と戻らない時間。
もう二度と変えられない瞬間。