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吟行恋句

~斎藤牧子の恋する写真俳句

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浅宵や 予感湛えて 祇園祭

毎年のことなのに、毎年何か違う。
新しいものを、楽しみにしている。

どうしてだろう。
あなたの隣で下駄の音を立てるのは、
決してはじめてのことじゃないのに。
その肩越しに見る月は、
いつも違う形をしている。

2012年7月27日 斎藤牧子 写真俳句

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