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吟行恋句

~斎藤牧子の恋する写真俳句

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うぐいすの 再びの日を 待ちにけり

どんな色姿をしていたのか、
もう忘れていたはずなのに。

どんな声で鳴いていたのか、
覚えてすらいないはずだったのに。

人は、自分にすら心を隠すものなのだ。
こんなにも簡単に、暴かれてしまうというのに。

2013年2月21日 斎藤牧子 写真俳句

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