梅雨空の 重みも知らず 汽車の行く

ええっと、鉄子なものですから。
とかいって、本物本式の機関車ってヤツには、
乗ったことがないです。
釜に石炭を入れるのを見てみたい。
イメージは、そうだなぁ、
「天空の城ラピュタ」の、
「缶焚き手伝えぇ」のところ。
(はっ、ラピュタ好きがばれてしまう…(笑))

19世紀後半のヨーロッパで、
ものすごいブームだった鉄道旅行。
車体すらも、きっと、
遠くへ連れて行ってくれるイメージ。
時刻表を見ながら、
時間じゃなくて、夢を見ている感じ。

つまり今、遠くに行きたいんです。
日常の延長ではない、
どこかに。

もしそれが、これまで訪れたところなら、
ひとりがいいかな。
新しいところであれば、
誰かと行きたい。

それってつまり、
旧知の何かを理解しようとするときには、
ひとりの方が自分自身の考えを深められるけど、
何かを発見したり新しく感じたりするときには、
誰かと 一緒の方がより深く受け止められるってことなのかな。