背中越し 何をつぶやく 青大将

私、本当は臆病なの。
いつも偉そうな口を叩いてるケド。

私、本当は恐がりなの。
いつも不遜なことばかりいうケド。

人ってさ、どこか自分をかばってしまうものだと思わない?
その視線の、いちばん端の向かう先なんて、
自分でも苦しくなるから知りたくなかったり。

私、本当は寂しいの。
いつもあなたに気づいてほしいのに、
虚勢なのかかっこつけなのか、いえない。