冬菫 向かいに誰の 座りたり

人生のすっごく後になっても、
あなたの向かいに座っていたいな。
今は苺のラッシーだけど、
そのときにはちょうどいい日本茶を囲んで、
あなたと。

今から人生の最後の方になんて、
どれくらいの時間があるだろう。
いくつかのことは想像つくけど、
突拍子もないこともあるかもしれないし、
予期していることは怒らないかもしれない。
全ては今の延長線上にあるのだろうけれど、
幸せばかりでも、不幸ばかりでもないと思う。

 その全てが過去になったときにも、
あなたの隣にいたいのです。
そうすれば、笑顔でいられたときも涙したときも、
全てが善く思い出されると思う。
そして、それが私の生きたっていうことになる。