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吟行恋句

~斎藤牧子の恋する写真俳句

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短陽や 指先かすりも せぬ明日

泣きごとも、もめ事も、怒鳴り合いも、
どこにも行かないものばかり、
この胸に吹きだまる。

空に溶けていけばいいのに。
あんなに広いのに。
どうして、こんなちっぽけな胸の奥にばかり、
溜まっていくのだろう。

2011年12月9日 斎藤牧子 写真俳句

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