冬日暮れ 猛き血潮の 香るかな

メガネくんに憧れます。
先生の覚えよろしく、
何だってそつなくこなし、
心も強くて人を引っ張っていける。
男の人ならそうあらん、というような理想形。

女の子は、三人寄れば一度くらいは男の人たるや、っていう話をするものです(男子も???)
あの人は優しい。
あの人はリーダータイプ。
あの人は身体の線がきれい。
いいたい放題にあげつらうのです(でも、実際そんな人を手に入れたなんて、きいたことないのですが(笑))

でも例えば帰り際、
例えば電車に乗って、今日のことを思い返す瞬間、
ふと気付きます。

こっちだって選ばれる側。

昔友人と、彼女が結婚前に(今は一児の母)、
振り落とされない女になろう、という話をしたことがありました。
選ばれる、というにはずいぶん遠慮掛った考え方ですが、
でも、ものすごく重要なことじゃないかと必死で(飲みながら)議論したっけ。

今はそんなこと考える必要ないんだね。
テレビを見ているあなたの背中に向けて、そんなことを思う私。

(ま、どっちにしても、メガネくん、スキです)