Skip to content

吟行恋句

~斎藤牧子の恋する写真俳句

  • profile

襟元を そっとつめたり 朝の寒

IMG_6308

ひとりで家を出る。
風が吹く。
一時間くらい前まで隣にあった温もりが、
きゅっとばかりに冷えていくようで、
シャツのボタンをもう一つしめる。
あなたの温もりが残っている限り、
私は誰にだって笑顔でいられるから。

2014年10月12日 斎藤牧子 写真俳句

  • Next 足首に 初の北風 からみたり
  • Previous 息付けば すすきの揺れる 三時過ぎ
春暁や いずれも誰も 愛しくて
写真俳句

春暁や いずれも誰も 愛しくて

  • 2013年4月13日
写真俳句

かけ声に 振り返るなり 生姜市

  • 2015年9月7日
写真俳句

振り向けば 紅葉の紅の 眩しくて

  • 2015年11月30日
来る日へ 足音分の 花種蒔く
写真俳句

来る日へ 足音分の 花種蒔く

  • 2012年3月15日

最近の投稿

  • 秋過ぎて 心も残らぬ 最期かな
  • 紅葉散り 凍える肩の 愛しくて
  • 石蕗や 明日への予感 たずさえて
  • 椿の実 知らぬ目をした 我もあり
  • 金風や 彼の日の雄姿 刻まれて

アーカイブ

リンク

写真俳句連絡協議会
森村誠一の写真俳句館
吟色想句~旅する写真俳句
写真俳句ブログ

このサイトで使用している文章・画像等の無断での複製・転載を禁止します。

  • 特定商取引法に基づく表記
  • プライバシーポリシー

吟行恋句 © 2023. All Rights Reserved.