霜枯て 食卓越しの 湯気や濃し

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昨日よりも冷え込んで、
温かいものが恋しくなる。
何を作ろうか。
温かい中華なんてどうだろう。
そう考えついたとたんに、メール着信の音。
自慢そうに送られてきた写真に、
どこか不安になる。
お店の味には勝てないよ。
そんなことを思ったら、さらに不安が増してきて、
私の料理、あなたはおいしいと思ってくれてるのかなぁ。
そんなことを考える。
そして、例えば今日のランチと比べて、
何をしたら勝てるかと、
無為な競争心を抱いたり。
あなたにおいしいと思ってほしい気持ちなら、
どの料理人にだって負けないんだけど。