時の羽も 小春の野にて しばし待つ

IMG_6443

時の過ぎるのは早い。
もう年の瀬の話をしている。
忘年会の相談をして、
暮れの旅行を計画している。

未来というのは、意外とすぐにやって来るのだ。
その昔は、将来のこと、などといって、
遠い先のこととして、見据えていたのに。

だからこそ、どんな隙間も埋めて、
必死でやろう。
そう決意して、毎日を過ごしていた。

でも、疲れたら誰でも息切れがするし、
エネルギーの補給もいる。
人の24時間は、フル活動できる24時間ではなくて、
働いたり、休んだり、ご飯を食べたりしながら、
整えていくもの。

そんなことを、小春日和の日射しの中で気付く。