短日に 分け合うものの 熱さあり

IMG_6612

体の奥底から蕩けそうな、
小さな、けれども熱い炎。
冬の方が勢いが強くて、
その分そばに寄りたい。

小さな熱の欠片だって、
それをどうにか拡大して思い描いて、
なんとか自分を納める。
冬には時々そんな夜がある。