翌日の 牡蠣の旨味や 身に沁みる

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何もいらないとはいったけれど、
本当にそうなのか、自分の心を省みる。
それはだいたい帰り道のこと。

我慢していなかったか、
どこか抑えているところがないのか。
それってつまり、友人に噓をいったことと同じだから。

そうして気付く。
遠慮という言葉の裏にあるもの。
それは、親切でもあり、
気遣いでもあり、
ごまかしでもあり、
友人を失いたくないという自分を守る噓でもあると。