ひとつぶの 木ノ実落つるや 道狭し

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とてもやりたいことがって、
それを人生の中心に持ってきたいのだけれど、
どんなにスケジュールを調整しても、
結局ほんの少しの時間しか残らない。

そうやって考えてみると、
人生の中心は結局日々の生活なのだと、
そのことを無視するわけにいかないのだと、
重いスーパーの袋を右手に左手に持ち替えながら、
ため息をついて坂を上る。