見渡せば 小春日和や 誰も彼も

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幸せな日ってある。
どうしようもなく幸せな日。
太陽が十分に心を温めて、
足取りも軽くて、
いつも以上に笑顔が多くなる。

不思議なのは、
それがその場にいる皆に共通してるってこと。
全く知らない人なのに、
何の話をしているかも知らないのに、
ただ近くでお弁当を広げているだけで、
笑顔だけは同じ。
幸せだけは同じ。

それはきっと小春日和のプレゼント。
名前も知らないあの人も、
笑いすぎて頰の痛い私も、
満ち足りた気分で、家路につく。