個々人は 不公平なり 紅葉狩り

私たちは人間。
法の前では同じ権利。
法以外の前では、
顔の違い、
能力の違い、
体の大きさの違い、
生まれた場所や縁のある人の違い。
数え上げればきりがないほど、
不公平に満ちている。

現代がそるなら、昔の人たちは、
どれほどの不公平を感じていたのだろうと考える。
身分の差、
権利の差、
許されることと許されないこと。

今、この時代において、
人にかぎらず、
世の中の不公平は、
神だけが決める思う。
木々の紅葉の差も、
花の美しさの差も。

そして、人間だけが、
ある程度、その不公平を覆せるのだと思う。

強さがあれば。
運があれば。
心があれば。