枝ぶりの 堂々として 寒に立つ

365日、胸を張って生きていたい。
そんな心意気、素敵だと思います。

というのは今日、
ちょっと早くに出掛けた駅のホームで、
風にも負けじ、雨にも負けじと、
両足を踏ん張って電車がくるのを待っている、
そんな人を見かけたから。

何か心にあったのか、
それともいつもそういう風にしているのか、
深い息と静かな眼差しで、電車の来るのを待っていた。

もしかしたら、はたから見たら
ちょっと滑稽だったかもしれません。
でも、なんだか惹かれたんです。
そして、考えました。

人は、いつもいつも一生けん命ではないけれど、
皆どこかで力を入れるときがある。
ポイントって、一人ひとり別にあるのでしょうから、
その違いが人間ってものなのか、と思っていいのかな、って。