いつ頃の 思いを探す 青嵐

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牡蠣は英語で”R”の付く月しか食べられないという。
つまり、APRILが最後の時期で、
MAYに入ってしまったら、どれだけ好きでも、
あきらめなきゃいけない。

そのはずなのに、この店には、JUNEになっても牡蠣がある。
聞けば、産地によって取れる季節が違うから、
そう決めつける必要もないのだとか。
6月の産地に見合ったおいしい牡蠣。

人生なんて、決まり事やルール、思い込みに縛られているけれど、
そこから抜出せる人もいる。
そういう人たちが、成功していくのだろうと思う。

固執の強い私はどうだろう。
少なくとも、固執が強いと知っている分だけ、
マシなのかもしれない。

だからといってどうしたらいいのかは分からないけれど、
この牡蠣はおいしい。
季節外れのはずなのに。