散る花の 辿り着く先 明日のあり

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最も美しい時期が過ぎて、
自らの役目を終えたとき。
思い描いた夢を遂げて、
その後を任せて退いたとき。
あとは流れに任せて、
時の過ぎるのを見送り、
ただ果てる時を待つ。

思い出を抱いて、
その誇りを胸に生きていくことも尊い。
人の一生に、成せることなど数多くはない。

川面に落ちた花びらは、
どこに行くのだろう。
他人に運命を任せ、
あとは流れのままに?

今の私はまだ、
たくさんのことを求めている。
それがもし全部叶ったら、
新たな夢を思いつけるだろうか。
人が一生のうちで成せることは、
いくつあるのだろう。

時というのは、
一秒ごとにしか流れないものなのだと、
流れる花びらを目で追いながら思った。