新緑の 湛える恵み 神やいざ

なんだか、教会好き(美術の他に)が分かってしまうような写真ばかりですね。
神聖な気持ちになるんですもの。
パリ・シテ島のサント・シャペル。
世界で一番美しい教会だと、
この空間に足を踏み入れた瞬間、心が震えました。

とても美しいものに出会った時、
ひとは祈りたくなるのだと思います。
この教会がたてられた13世紀、
ほかにあった美しいものは、自然だけだったはず。
けれどそれは、ときに荒々しくもなるものです。
人のつくったものは、この世で一番とはいかないかもしれないけれど、
常に同じ姿で美しい。
そんなことを考えながら、しばらくずっと手を合わせていました。