気がつけば 後にも引けぬ 半夏生

いつかは断ろうと思って、
でもいい出せずにいた。
いわせない勢いが、あなたにあった。
ううん、それとも、私自身も、
断るほどに強く拒絶していなかったのかしら。
友達に聞かれるたびに、
機会をうかがってるなんていって、
本当は何を待っていたのか。
もうそういう時期は過ぎたんだって、
振り返って初めて分かる。