耳澄ば 白の凍みいる 空の影

あなたに会いたいの。
会いたくて会いたくてたまらない。
空を見ても月を見ても、
犬の鳴き声を聞いても、
鶴の喘ぐ声を聞いても、
あなたのことを思い出す。

どうして、
人は恋なんてするのかしら。
苦しいことばかり、
思い通りにならないことばかり、
というより、
想い描いたことの全てを手に入れるなんて、
絶対にできないことなのに。

鶴が鳴いてる。
誰かを呼んでる。
私も誰かを呼んでいる。
あなたに会いたいよ。
命はやっぱり、ふたつでひとつなのかしら。