太陽に 想いを預け 富士詣

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何を見ているかなんて知らない。
だって、私はあなたを見ている。
その視線の先が、どこを向いていても。

ううん、ほんとは言い訳。
あなたの視線の先がどこにあるかなんて、
知りたくないのかもしれない。

それとも、それがどこであっても、
誰であっても、
私はきっとあなたを見続けると、
そういうことなのかしら。

あなたという太陽に照らされて、
全て奪い取られて、
ぐったりと地に沈んでしまうまで。